よるのおわり

日々を愛でる

きりのいいところで止める

在宅ワークが増えていることに関して、「きりのいいところで仕事を止めないほうがいい」という小ネタを見た。あとすこしで終わるところでやめておけば、次に始めるときに手をつけやすい、手が動けばそれでスイッチが入る、というものだったように思う。

2年間の在宅ワーク経験から、私の場合これとはちょっと違う方法をとっている。それは、「きりのいいところからすこし進めたところで仕事を終える」というもの。すこしだけでも何かやってあると手をつけやすい、というところは同じ。違うのは、「あとすこし」のところで終わると、翌日は完成度を上げることを目指してしまい、それに必要となる膨大な時間が本来進められるはずだった仕事を圧迫するどころか、きりのいい仕事を仕上げたことに達成感を覚えてその日はもうそれ以上仕事を進める気力がなくなってしまうところ。

だから、きりのいいところからちょっと進めて終わると、ちょうどいいバランスが得られる。ただし、きりのいいところまで来るとやはりそこで終わりにしたくなってしまうので、すこしだけ進めるというのも案外難しい。