よるのおわり

日々を愛でる

木登り

最近,とても,木登りをしたいと思う.

 

小さい頃は,背も低く力も弱く,木登りが苦手だった.

そうしてことあるごとにのんだ涙が,いま,悔しさとなって.

 

次に,木にはひとつとして同じものがない.

対峙するのは毎回新たな木なので,木登りは退屈を許さない.

 

最後に,いい大人が木登りなんて,という常識に対する反骨心.

しかし,これには,不審者に間違われるリスクも付随する.

 

…それで,木が,私を待っている.