死にそうなくらい笑い転げられるのは子供の特権なのだろうか.
小さい頃,きょうだいと一緒に,よく,笑い遊び転げていた.
それこそ息がつまって窒息死しそうなくらい.
なにがそんなにおもしろかったのかは,おぼえていないけれど.
大きくなって,そういう機会はまずなくなった.
たまに,ケッサクなことがあって,涙がでるくらい笑う程度.
笑いっていうのは,ひとりじゃできない.
自分のなかになにかが入ってきて,それが心をくすぐる.
たぶん,小さい頃は,きょうだいと自分の境目があいまいだった.
だから,私のなかにきょうだいが簡単に入ってこられて.
そうして,おもいっきり心がくすぐられていたのだと思う.
今は,そういうのは,もう無理だろうなあという気がする.