よるのおわり

日々を愛でる

追いカルダモン

仙台でみつけたときに気になっていたものの、荷物が多くて見送った、オーストラリアのクラフトチャイを探し当てた。前からほしかったミルクパンもこの機会に手に入れて、朝によく飲んでいる。節約のために半分は水にして、茶葉も少なめにしているけれど、ほんのりした甘みと、カルダモンとアニスの鮮烈な香りが心地よくて、ほかのチャイやティーバッグには戻る気になれない。特にカルダモンの香りが好きなので、ホールのやつを買ってきて、さらに追加で入れて煮出している。

カルダモンといえば、博士課程のときにおやつがわりにかじっていたことがある。三角形の実をむくと、黒い種子がぽろぽろとくっついており、一粒ずつ噛み砕くと、いかにもスパイス!という清涼な香りが脳内まで立ちこめて、眠気が吹き飛ぶようだった。
その後、去年くらいに、賞味期限間近で安売りしていたカルダモンを買って同じことをしてみたけれど、こちらのカルダモンは変な苦味と辛味があって、そのままでは食べられなかった。賞味期限のせいなのか、取り扱っていたブランドが違ったからなのか、どうなのだろう。