よるのおわり

日々を愛でる

トルティーヤとバク

夕食にトルティーヤを準備したものの、サルサソースがもうほとんど残っていなかったことに食べ始めてから気づく。サルサソースのないトルティーヤなんてあってはならない。代わりになにかかけられないかなと考えを巡らせていると、そういえばRがペルーで買ったよくわからないソースがあったなと思い出す。緑の野菜の細かな角切りが汁に浸かっていて、青唐辛子なのだと思って購入したのだった。
さて、戸棚からその瓶を出し、開けようとするが蓋がとても堅い。ゴム手袋をはめたり、蓋だけ温めたりして、数分後にやっと開く。匂いをかぐと、なにやら期待したのとはちょっと違うような雰囲気。それでもいいかと思い、新しいスプーンですくってトルティーヤにかけて、パクっとかじりつくと、それは青唐辛子などではなく、ピクルスのみじん切りであることがわかった。正直、トルティーヤには余り合わない。がんばってあけたのになあ……と思いつつ、また蓋をして冷蔵庫に戻す。

夜中、風が強くて、隙間風が一晩中ピューピューいっている。朝方3時くらいに目が覚めて、1時間くらい眠ろうとがんばってみたものの果たせず、仕方ないので起きて仕事を進める。こういうときの仕事は注意力が散漫になるのであまりよろしくない。

Twitterでちょっとおもしろそうなコミックのことが流れてきて、どんなものか調べようと思ったら作者のインタビュー記事にめぐりあたった。ふむふむと読み、これはたしかにおもしろそうだという印象を深め、Rに共有してみる。そして最後にこの記事の執筆者のところを見ると、なんだかよく知っている気がするような人が書いていたのだった。朝から、なんだかうれしいできごと。