よるのおわり

日々を愛でる

雨の公園

雨の朝,長靴を履いて家を出て,公園の川沿いの道を通る.雨が降っているので,人通りは少ない.道はぬかるんで水たまりができているけれど,長靴を履いているので,なんでも来たまえという気分になる.

公園では水鳥たちがいつも以上にゆったりしていて,水面には雨粒が細かい模様をつけている.水鳥たちがとぷんと水中から現われ,とぷんとまた潜水する.カラスたちはどことなくおとなしい.

以前は真っ黄色の葉っぱをつけていた柳の木はもう枝ばかりになり,雨は静かに降りつづいている.