よるのおわり

日々を愛でる

余裕なし

山道を越え、たどりついた無機質な寝床では人が首を吊り。そんな夢からさめた部屋は寒くて朝まで寝ていられずに、最近はいつもごそごそ起きて、凍えそうなリビングでお茶を飲みながらお仕事をしている。それでも時間は全然足りず、見えない負債がたまっていくばかり。この日はLがいきなりキャキャっと眠ったまま笑い、夢見の影響もあって背筋がゾクっとした。泣かれるよりも怖い。
そんなわけで時間にも気持ちにも余裕がなく、ここに書くべき文章もなかなか形にならずに頭のなかで薄れて消えていくばかり。