よるのおわり

日々を愛でる

ハト

滞在先のホテルの部屋は3階にあって,街の死角のような,建物に挟まれた狭い空間が窓から見える.もう1階分低い建物の屋根がこの空間の床になっていて,舞台のように見える.

東に向いたほうには建物がなく,朝日がさし込む.しばらくずっと冷たい雨が降っていたのが,昨日からやんで,今朝はあたたかい陽がさしており,その上を2羽のハトがちょこちょこと追いかけっこしていた.(恋の季節である)

窓をほんのすこし開けて外の空気を入れつつ,ベッドにだらりと腰かけて,ラップトップでお仕事をしながら,そんな光景を見る.私はこの部屋が好きだ.