よるのおわり

日々を愛でる

夜の雷

雷が鳴っていたので部屋の窓から外を見ていると、水たまりが踊り始め、あっというまにスコールになった。屋根のあるところまで急いで走る人、顔をうつむけながら自転車に乗る人、安定感のある自動車、などなど。窓を開けると涼しい空気が入り込んできて、雷の光がよく見えた。海の上の遠くのほうで鳴っていて、音はあまり響かなかった。

数十分のうちに雨はすぐに止み、灯台の光も見えるようになった。

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