よるのおわり

日々を愛でる

風邪コンニャク

Lが風邪をひき、それが大人にもうつって喉が痛い。お出かけの予定を改め、午前と午後に分けてお仕事の日とする。午前お仕事をして、帰ってきてお昼を作りながらインターネットをしていると、植物園のオオショクダイコンニャクがついに満開になったらしい。先日Netflixのサイエンス系番組で、その匂いのことや温度が上がることを観ていて、これはぜひ行かねばと思う。(4年前にも咲いていたようだったけど、タイミングが悪くて、ふにゃりと力なく枯れた花を見ただけだった)
というわけで午後、Lと一緒に植物園まで行く。午前中にお昼寝をしたらしく、元気で機嫌が良い。気持ちのいい植物園を抜けて温室まで着くと、人が並んで20-30人の列ができている。意外とみんな知っているのだな。わりとすぐ入れそうだったので並んで待っていると、15分しないで入れる。
ただしチケットがけっこう高くて、大学の割引を使ってもそれなりのお値段。4年前は無料で入れていつも空いていて、建物も近かったので息抜きによく訪れていた。年パスを買ってしまっても良い気がするけど、今は木金と土日のみ開いているらしい。悩む。
中に入るとむわっと暑く、さっそくオオショクダイコンニャクが咲いていて、顔を近づけてみるとたしかに腐肉のような匂いがする。Lは匂いを嗅いで「汚いよ」と言っていた。なるほどそうきたかと感心する。触って熱くなっているか確かめたかったけれど自制する。裏からも見て満足して次の部屋へ。
その後は記憶の通りの温室で楽しい。部屋ごとにふっと空気が変わったり、さまざまな見た目の植物の生息地や進化に思いをはせたり。

4年前は入れなかったけれど、今回は蝶々のたくさん飼われている温室にも入ることができる。Lがあちこち見上げて「なんでちょうちょは子供が好きなの?」などと言って楽しんでいる。入場者の中にはインスタ映えを狙ってか自分の手に蝶を乗せようとしている人が何人かおり、やれやれと思う。

温室を出て、植物園を抜けて帰り、近くのスーパーで約束通りアイスクリームを購入して家で食べた。

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