よるのおわり

日々を愛でる

寝坊

そういえば,いつから眠っていたのか思い出せなくなるくらい長いあいだ眠っていたいと思いながら,眠りについたのだった.朝には強いほうで,たいていは,起きたい時刻を頭のなかに思い浮かべながら眠れば,その時刻の前に起きていることができる.

それが,起きたときに見た時計は予想外の時刻を指していたのだった.たぶん10時間くらい,とても久しぶりに,長く,よーく眠った.そうして,10分で支度をして,たまたま冷凍庫に保存してあった肉まんを解凍してくわえながら,急いで家を出たのだった.

これが,人生で2度目の寝坊の顛末.