よるのおわり

日々を愛でる

海外引っ越し

引越しのためにモノを捨てに捨てる。国外に行くので家電なんかもだいたい捨てる。卒業して実家に帰る学部の友達から大学院に入るときにもらった冷蔵庫や電子レンジはもはや製造から20年経とうとしているし、海外渡航する友人から南の島でもらい受けた大型冷蔵庫もけっこうな年代物だった (ちょうど冷凍庫の具合が悪くなってきていたところだった)。洗濯機だけ残し、実家に送った。
服やなんかもこの機会にかなり選別する。とはいえ、南の島と行ったり来たりしたあいだにもだいぶ処分していたので、もともと数は少ない。こちらに来て1年半しか経っていないので、まだあまりモノも増えておらず、選別と処分はだいぶ楽。空港に大きなスーツケースをいくつも送ったり、レンタカーを借りて山の上に荷物を運んだり、始発で実家に帰って発送した荷物を受け取って収納したり、最後の日はゴミ捨てと荷物運びをしたりした。
家を空にして、秋が始まったような冷たい雨が降る中を外に出て、電車とバスを乗り継いで山の上へ。山の上は空気が澄んでいて、ひんやりとする。霧も流れてきた。ここで一晩泊まり (和室で広くてとても快適だった)、仕事用の物品をひいこら言いながら梱包して発送の手続きをして、翌日は、それでもぱんぱんになった荷物を運びながら空港へ移動。ずっと気が張っていて、終わるか不安だったけれど、なんとかここまで来たという感じがした。

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