よるのおわり

日々を愛でる

夏至の夜

夏至の日ということで焚き火があるらしい。夜ごはんを食べてから家を出て荒野まで行くと、途中からすでに煙の匂いがする。音楽も聞こえており、近づいていくと、レストランで生演奏をしながら外で肉を焼いていた。
荒野にはこれまで見たことがないくらいたくさん人がいて、その奥のほうに、もはや終わりかけた焚き火が燃えていた。20時を過ぎてもまだ陽は沈まず、人びとは思い思いに座ってビールを飲んだりごはんを食べたりしており、平和な雰囲気に満ちていた。
今度また来て夜ごはんを食べようということになった。

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