よるのおわり

日々を愛でる

海と氷と岩

行きと同じく雨の朝に日本に着き、バスに乗って東京まで。空港から各地に帰っていくバスは楽でよろしい。スーツケースを送り飛ばし、いくつか用事を済ませながら山の上まで帰ってくる。食欲があまりわかず、お腹もなにやら痛く、スタバでデカフェのラテを買って、南の島で買ってあったカリーパフと一緒に飲んだきり。大学についた後は実験を開始。あっという間に夜中になってしまう。

翌日も実験をしつつ、実験室の整備と清掃もする。久々の大学で溜まっていたいろいろを片付ける。持ってきた宿題には時間も余裕もなくてなかなか手がつかない。難しいものだ…。この日も気づくとあっという間に夜。

翌日は朝から下山しつつ、その場でオンライン会議に参加。午後は来客対応。気づくともう夜中。いやはや。

土曜、朝に実験を終わらせて、残りはプライベートな時間として死守する。お出かけして必要なものを購入し、帰ってきた頃にはもう夜。まだまだ必要なものはあったけれど、カバンが重くてこれが限界。荷造りを進めつつ、日本にいるあいだにしておかねばならないことを少しでも進めていると、夜ごはんも食べないうちにあっというまに20時を過ぎてしまう(今回の滞在は最初から最後までずっとこんな感じだった)。なんとなくつけていた部屋のテレビで、ブラタモリ賀茂川世界ふしぎ発見の鎌倉(世界!?)がやっており、どちらも馴染みのある土地でなにやら気分が安らぐ。
日曜、朝から書類仕事でひとつ大急ぎで仕上げ、そのあとすぐに実験の最終段階を終わらせ、大急ぎで服を縫ったりしつつ、パッキングと部屋の片付けを終わらせる。山を降りる目的のバスの時刻に間に合い、今回の滞在全体を通して最低限のタスクはすべて終わらせられた…と安堵しながら職場を去る。始駅から乗るので空港にも楽に到着し、夕飯を食べて搭乗。運良く窓側の席が空いていたので移らせてもらう。
疲れが出て即座にぐっすり眠り、朝、起きると、窓の下には極北の氷と雪に埋め尽くされた岩と海が広がっていた。

乗り継ぎはいたって普通に終わり、朝に、家に着いた。

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