よるのおわり

日々を愛でる

頭痛の治し方

朝にイタチを拾った長い一日。面接が終わりミーティングが終わり、さて帰ろうとすると雨。慌ててバスに乗り、家まで。ここまで予定が詰め詰めで本当に疲れた。翌日は少し長く眠り、休む間もなくすぐに出発。投宿し、インバウンドで混み混みになっているのに辟易とし、翌朝は早朝から移動。
南の島の調査で普段とは違う環境を楽しむも、子連れのため、現場から帰った後の日常のお仕事は圧倒的にまわらない。けれど、慣れない環境で疲れて眠ったLを横に乗せて、調査中の光のコントラストでクラクラした頭をだましだまし、夕闇のせまる島を端から端までドライブするのはなにやら楽しいことでもあった。
忙しくも充実した日々が終わり、さらに移動と調査を繰り返し、もっと南の島から帰る日となる。飛行機は遅延となり、着陸できずに空中を旋回し、酔い止めを飲まなかったことを激しく後悔しつつ、最寄りの駅に着く頃にはもう夜の21時。頭痛。そこから家に帰って寝支度を終わらせたのは22時半だった。みんなよくがんばった。
翌日は朝からお客さんを受け入れ、夜はLとふたりで眠り、また翌日も朝から対応。午後に終わったあとはミーティングが続き、帰ろうとしたバスは時刻を間違え、翌日の準備のために寄り道して家に着いたのはもう21時半。午後くらいからずっと頭痛がしていた。この日はひとりなので適当な夕飯を作ってくつろいでいるとあっというまに23時。いやはや。
翌日は起きたあとも頭が痛く、約束の時間をやや遅れて都心まで。こんなにきちんとした服装をしたのはいつぶりか。会場運営の流れ作業感に無心になりつつ、心温まる場を楽しみ、早めに帰宅。それでも家に着いた頃には18時くらいで、夕飯を作ったり片付けをしたり翌日の準備をしていたりするともう寝る時間となってしまった。
翌日は朝早くから日帰りの予定。頭痛を治すために静養する暇がない。参加を申し込んだことを後悔したけれど、どうなることか…。

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雨と夜のバス

一時帰国しているRは実家に行っていて、Lとふたりの夜。これをすでに4ヶ月くらいやっているけれど、なんだかいつもとは違うような気がした。冷たい雨と強い風の夜。寒い。
翌日はお客さんが空港近くに移動する日で、まだ雨がぱらつくなかをバスに乗って職場まで。あれやこれやとやっていると、あれやこれやとあり、別な人に送ってもらえることに。ありがたや…!駅について見送りをし、ほっとひと息。楽しい1ヶ月だったし、お客さんのほうもそう思ってくれているといいのだけれど。
家について面接の準備などしているとあっというまに時間になる。Lをお迎えしてそのまま山を下り、反対方向のバスに乗って病院へ。道すがらおもしろそうなお店をたくさん目にするも、今日は時間がない。病院につき、しばし待ち、健康診断を受けたのちにすこし診察。小児科は、四角四面な息苦しさを感じるところと、包み込まれるようなやさしさを感じるところと2通りあるなと思うなどする。
帰り道、閉まる直前のカフェに飛び込み、エンパナーダを持ち帰り。暖かい雰囲気で、後ほどバスを待ちながら食べるとジューシーでおいしく、ここはまた来なければと思う。バスまではまだもうすこし時間があったので、パティスリーにも寄り道し、自宅用にマカロンを購入してみる。ああいう缶がほしかった…という気持ちもあって3個入りを頼むと、「ご自宅用ですか?」「はい」ということで多少安価な缶なしになってしまった。まあいいか。
すっかり暗くなったところでバスを待ちながら、この街ですら都会だなと思う。やってきたバスは仕事帰りの人でいっぱいで、細い道をするすると進む。途中、驚くほど狭いトンネルを通った。じきに最寄りのバス停につき、すぐにお家まで。お刺身や炒め物を食べて温まった。

足元固め

昨年いくつか撃った弾が、ひとつは第一関門を通過、ひとつは大きな的に当たったらしい。昨年に結果がわかった2つと合わせて、これでひとまず2勝1敗で、あとの3つはこれから。これらはなんというか、自分の人生を実験台にして、隠されたルールを探り当てるような試みであると位置づけている。表面的には喜ばしいことであるのだろうけれど、内面はとても複雑な心境。あんのじょう予測は良くない方向に当たっており、本当にこんなルールは馬鹿げていると思う。
とはいえ、自分もいつかそうしたルールに最適化された考えをしていることにハッと気づくこともあり、ミイラ取りがミイラにならないように、気を確かに保たねばと思う。また、本当にその通りなのだけれど、あなたたちそれ何回目ですか、というどこにも行きつかない議論が私のエコーチャンバーでは相変わらず繰り返されており、それを見て、私は私のなすべきところから同じところを目指せればいいなと思う。
そんな矢先、表面的にはささいなことだけれど、自分が絶対に犯したくない類の間違いをしていたことが判明。あまりの余裕のなさを言い訳にして足元がふらついていたことを改めて認識した。対外的にはうまくいっているときにこそ、もういちど足元を固めて自身を俯瞰すること。短期的な目先の損得にとらわれてはいけない。

クラゲゴミ銀河

土曜、あまりおいしくできなかったお昼を食べてゆっくり出かけ、銭湯に入る。ぬるめのお湯があり、Lはとても気に入っていた。周辺の行きたかったお店はみな休み。その後、山を登って山の上のパン屋に行き、反対側におりてマーケットまで。コロッケとアイスを食べて休憩し、カフェに入ってコーヒーを飲んで時間を潰し、また山を登ってバスに乗って帰ってきた。帰りには焼き芋を買って食べ、中途半端な時間だったので夜も適当な感じになった。たまには休日感があってこういうのも悪くない。

 

日曜、両親にLを預けて1日お仕事。水族館は楽しかったらしい。中国茶を飲みすぎたため夜は眠りが浅くなる。

 

三連休の月曜、保育園関連の必要物品を買いに。派手かなと思っていたけれど、春色の上着を着るとけっこう気分が良い。駅から海沿いを歩き、クラゲとゴミが岸沿いに打ち寄せられているのを眺め、ダウンタウンとデパートを冷やかして、マーケットで休憩しがてらアイスを食べる。高いだけあって意外とおいしい。バゲットも求めて、端っこをかじりながら歩く。海沿いをさらに行き、郊外型のモールで目的のものとそれ以外のいくつかを購入。内陸のほうに移動しながら歩いていると別な線の駅に出て、おいしい寿司を購入して帰宅。お昼を食べそこねたのでバスに乗って帰り、家に着いたらすぐにそうめん。その後は家でだらだらすごした。

 

子供と遊ぶ時間は私にとってはけっこう苦痛で(おい)、それをしなくていいようにいろいろ出かけて歩いている感があることを再認識した。

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余裕なし

山道を越え、たどりついた無機質な寝床では人が首を吊り。そんな夢からさめた部屋は寒くて朝まで寝ていられずに、最近はいつもごそごそ起きて、凍えそうなリビングでお茶を飲みながらお仕事をしている。それでも時間は全然足りず、見えない負債がたまっていくばかり。この日はLがいきなりキャキャっと眠ったまま笑い、夢見の影響もあって背筋がゾクっとした。泣かれるよりも怖い。
そんなわけで時間にも気持ちにも余裕がなく、ここに書くべき文章もなかなか形にならずに頭のなかで薄れて消えていくばかり。