よるのおわり

日々を愛でる

アルパカ公園

冬時間になった日曜、Lがもらってきた風邪がみんなに広まっており元気がない。しかし家にずっといてもしかたないので、お散歩に。ここは良さそうじゃない?と示したところは、Rの示したところと同じ。こういうことがよくある。
出かけるのが遅くなってしまったけれど、時計の表示は1時間遅くなっているのでなんだか得した気分。対岸の公園へ行く。直線距離にするとわずかだけれど、電車で行くとけっこう遠く、むしろ橋を渡って歩いていくのと同じくらい。晴れていて暖かいので、歩いていくことにする。
いつも冷たい風も今日は吹いておらず、歩いているとポカポカしてきて、コートを脱ぐ。荒野の端を抜けて海を渡るのだけれど、家のほうでもたまに聞こえる「パン!パン!」という音がこのあたりでは特にうるさい。最初は工事かと思ったけれど、どうやら射撃場があるらしい。このあたり一帯に広がっている。大丈夫とはわかっているけれど、流れ弾が飛んできたらどうしようという気分になって、ひっきりなしに聞こえる破裂音に背中を押されるようにして足早に歩く。

荒野を抜けると海が広がっている。橋を渡り、船がたくさん係留されているところへ。このあたりはなんだかさみしいところで、道もなんだか汚い。空も曇ってきた。景勝地があるとのことで歩いていくと、噂に聞く移動式サウナが現れた。そのままさらに歩きつづけて、海辺の公園に入る。

この公園ではなぜかアルパカが飼われているらしい。一生懸命探すもみつからない。ただ黒くてポロポロした糞だけがあちこちにたくさん落ちており、あとで調べてみるとこれがアルパカの糞らしかった。新鮮なものだったけれど、本体のほうはいったいどこにいるのか。

公園を抜けて、スーパーに立ち寄ってちょっとした軽食を買い、電車に乗って帰ってきた。

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