よるのおわり

日々を愛でる

明るい夜の荒野の散歩

なかなか寝ないLを連れて夜の散歩に出た。こちらでもやっとこういうことができるような陽気になってきた。21時を回っているけれどけっこう明るい。昼は半袖で十分だったけれど、夜は長袖が必要なくらい。Lは渡された懐中電灯をうれしそうに振っている。
荒野のほうに行くとけっこう人が歩いている。みんなこの陽気と明るさを楽しんでいるらしい。写真を撮ったりLのなぜなぜ攻撃に答えたりしつつ、しばし歩くと、ウシが見えてくる。水たまりで水を飲み、けんかしたりしながら荒野の奥のほうに移動していく。きっとこれから寝るのだな。しゃがんでじっくりウシを見ていると、すぐそこの草むらからウサギが飛び出して走っていった。家を出かけるときにウサギ探しにいかない?と連れてきたので、無事に見られて良かった。
草原がだんだん暗くなってきたので帰途につく。すぐ寝るかと思ったけれどLはなかなか寝ない。最近できた「居酒屋」をのぞきこんだり、最近できた光るベンチを確認したりしつつ、家まで。手を洗いトイレをすませるとLはすぐに寝室に行き、Rにくっついて「おっぴ」についての泣き言を言いながらそのまま眠っていた。

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