よるのおわり

日々を愛でる

カレン・ブリクセン

土曜、前に北のほうに行くときに存在が確認された博物館へ。海の近くにあるらしく、電車を降りて森の中を抜けると、素敵な庭(森?)と家が現れた。入場料を払って入るも、Lが嫌がったので先にお昼にする。
すてきな併設のカフェに移動し、椅子に座ると、室内は予約のみとのこと。外に出てメニューを眺めていると、予約の時間まで間があったためか、室内でも大丈夫とのこと。外はまだそれなりに寒いので、ありがたく移動。
ランチプレートとスープを頼む。クロワッサン、パン、アボカドペースト、カクテルフルーツなど、すべてがなぜかおいしい。良い素材を使ってきちんと作っているという感じ。値段と量は相応だけれど、こういうところで昼過ぎからワインでも飲みながらお昼をつまんだらさぞかし満足度が高いだろうと思う。カフェの人も親切にしてくれてありがたい。
お昼を食べてLの機嫌がなおったところで、展示を見に。作家なので文字が多めの展示ではあるけれど、写真や動画や小道具を見てLもそれなりに楽しんでいる。1階の一部と2階は彼女の住んでいたところをそのまま公開しており、保全のためにシューカバーが必須(さきほどLはこれを嫌がった)。こだわりのつまったリビングや寝室やキッチンや仕事部屋を眺め、満足して降りる。
カフェの2階では誰かの誕生日パーティーが行われているらしく(カフェのおねえさんがそう言っていた)、飲食物を持った人が登っていったり、人びとが談笑する声が聞こえたりする。いいな。
外に出て、肌寒い森の中を抜けて、お墓を見たりしつつ、駅まで移動。途中、隣接する牧場に馬を車に乗せて連れてきた人もいた。
電車まで時間があったのと急に疲れてしまったのとで、駅のおしゃれなカフェでコーヒーを飲んで少し休憩。そしてそのまま帰宅した。

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