よるのおわり

日々を愛でる

東の港町

夜中にLが泣くため睡眠が足りず、土曜はだいぶ寝過ごしたため、西のほうに行く予定を変更して、同じ島の反対側の漁村へ。距離的にはかなり近いのだれど、島を東西に横切る交通網が貧弱なので時間がかかる。自転車なんかあるといいんだけど。電車を乗り換えてバスに乗ると、景色がすぐに郊外という感じに変わる。南のほうには保護区があるし、都心から数十分でこののどかな風景になるのも意外と納得。Lは眠りはじめ、じきに海が見えてくる。
バスを降りると、トンネルのようになった樹にピンクのきれいな花が満開で、なんだかウキウキしてくる。路地に入ると、野外博物館にあったようなすてきな家がごろごろと並んでおり、人が住んで大事に手入れされているのがわかる。海のほうに出ると、家は新しく、大きくて離れにサンルームなんかもあって、こちらも非常にすてき。港にはヨットがたくさんとまっている。
海岸をしばし歩き、空いているベンチをみつけて座ってお昼にする。Lも起きる。太陽がまぶしくて、ぽかぽかとしてとてもいい気候。風もそんなに冷たくない。
お昼のあと、港町を歩き、街に移って休日のフリーマーケットを眺めてアイスクリームを食べ、また港に移動したあと公園に向かった。公園の先には要塞があり、とりあえず上に登って、きれいに晴れた空と海を眺めた。
そしてまたバスと電車に乗って、家まで帰ってきたのだった。ぜひともまた行きたい場所だった。

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