国際学会のためタイに。前からずっと行きたかったもので、実際、これまでに出た国際学会のなかでもっとも楽しく、もっとも勉強になり、もっとも実りのあるものだった。文化や価値観がどこか類似しているためか、アジアの空気も心地良かった。学会には託児があり、それも大いに助かった。私たちの場合、子連れで発表を聞くなんて無理だ。
Lは時差を抱えたまま1週間を過ごし、まあ、帰国してからが楽だしそれはそれで良かったなと思う。以前ペルーに子連れ出張をしたときに比べるとだいぶ楽になっていて、成長を感じたりもする。しかし食の好みは面倒で、出張中に栄養がさらに偏ったのではないかと心配。
食事はどれも本当においしくて、ローカルな食堂や屋台にもっともっと行きたかった。観光ではないので仕方ないことではあるけれど。Rの友人がわざわざ訪ねてきてくれたのも楽しいものだった。
学会が思いのほか充実していたため、内職をしたりする時間は全然なく、仕事はたまる一方。会期中には重要な通知が来て、関連する面接の準備も進めなければならなくなる。もともと抱えていた原稿はひとつを大急ぎで仕上げ、もうひとつはおいおいという感じ。さらにもうひとつは後回しになっていて良くない。
忙しいのは良いことかもしれないと思いつつ、メンタルをやられないように適度に力を抜いて取り組まなければ。
