よるのおわり

日々を愛でる

早朝の不通

こちらの時間では早朝から大事なお仕事があったので、早起きして大学へ。Lが生まれてから早起きができない体質になってしまって、こういうときには起きられるかどうかと気にして一晩ずっと眠りが浅くなる。良くない。
さて、それで4時前に家を出て駅に行くと、メトロの電車が途中の駅までで止まっているらしい。来た電車に乗っていた駅員さんに聞くと、しばらくは目的の駅まで行かないとのこと。降りて電光掲示板を見ると、4時半までは運行が停止になるらしい。開始時刻までに余裕はあったけれど、朝ごはんを食べておく時間がなくなる。
どうしたものか…と考えながら、乗り換えれば別な路線から大学まで行ける駅にやってくる。次の電車を調べると30分後。これに乗ればぎりぎりで間に合う。メトロが4:42までに復旧すればそれに乗って普通に行けばいいし、復旧しなければ別な路線から行ける。まあこの駅で電車を待ってみるか…と思い、プラットフォームにも道にも人がまったくいない早朝の街を眺める。
4:20くらいにメトロの電光掲示板が変わり、終点まで行く電車が表示される。やった!と思って今か今かと待っていると、あと少しで来るというところになって、終着駅の表示が変わって今までと同じ途中の駅になってしまう。それを見て、こんなに寒いところで電車を待っているよりは家に帰って家から会議につなげばいいのでは…という気がしてくる。そこにタイミングよくやってきた反対行きの電車に乗って、最寄り駅までまた帰ってきた。しかしよく考えると家はネットの接続が悪いし、定期は使えないしぎりぎりになってしまうけど、別な路線で大学には行けるのだ。というわけで、思い直して、今度は歩いて隣駅まで帰ったところ、今度はメトロのほうも終電まで電車が行くようになっているみたいで、そのままメトロで電車に乗って大学に行った。会議の時間が来てしまったので、電車を降りて歩きながらスマートフォンで繋いで入室した。大学内にはもちろんまだ誰もいないかと思っていたけれど、いつも見る掃除の二人組がいた。

夕方帰るとき、寝不足で頭がきちんと働いていないのもあるせいか、晴れた空で白くなって人がたくさんいる街の様子を、逆におかしいように思った。朝の暗くて静かな街の様子がまだ頭の中に残っていたらしい。

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