よるのおわり

日々を愛でる

がっかりの名所

北のほうは桜が植わっているところが多いらしいとのことで、休日に行ってみる。春っぽい天気で油断したけれど、空気は冷たく風は強い。駅を降りて少し歩いて、これはタイツを履いてきて良かったと確信。目の前を若い日本人らしき夫婦が歩いており、同じ方向に向かっていた。(その後、この日のうちに3回くらいこと人たちと遭遇することになる。話しかけてみれば良かったかもしれない)
昔の要塞の跡を通り抜け、特に見る気はなかった戦争博物館ですこしだけ暖を取り、橋から出ようとしたら扉が閉まっている。仕方ないので反対方向の入口から出ようと堤防の上を歩いていると、海風にさらされて寒い。そして橋の反対側の人たちは中に入れなくて困っているらしいのが見えた。そして入口から出るとLが寝てしまった。というわけでカフェに入って休憩。同じくらいのタイミングで入ってきたのが、ノルウェーから旅行に来ているという在外邦人の女性とその家族で、すこしおしゃべりをした。
混んできたカフェを出て海のほうを歩いて、人魚姫のほうへ。Lは楽しみにしていたようなのに眠ってしまって残念。観光客が戻ってきていて、像の前は混雑して、二階建てのバスなんかも走っていた。
その後、5年前にAirBnBで住んでいた家を外から眺め、おいしいと噂のパン屋さんへ。こちらでは珍しく店の外まで行列ができており、おいしい匂いが漂い、期待が高まる。いくつかパンを買ったのち、少し歩いて別の駅まで行き、その途中においしそうな魚屋さんでお昼用に魚肉ハンバーグとマリネを購入し、電車に乗って帰ってきた。
お昼の時刻をだいぶ過ぎて目が回りそうだったけれど、あるいはそれゆえに、ハンバーグとマリネはとてもおいしかった。

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