よるのおわり

日々を愛でる

氷の島旅行 1日目

旅行の目的地の様子がまったく想像できない場合がある。今回、だいぶ遅い夏休みをとって旅行を計画した氷の島もそうだった。日本から行こうとするとなかなか大変なので、こちらにいるうちにぜひとも行きたいところとして。状況が想像できないながらも、いろいろ手配を済ませ、最大限の可能性を考慮して荷物を詰め込み、前日の夕方にセミナーをひとつ終わらせて、その夜は早く眠った。

出発の朝、早く起きて朝食もそこそこに空港に移動。すいすいと保安検査も通過。目当てのラーメン屋は開店していたものの、ラーメンの提供は10時からとのこと。しかたないのでパンを購入し、家の残り野菜や果物をたくさん持ってきたことをありがたく思いつつ朝食。

3時間半のフライトで目的地につき、すいすいと外に出る。予想していたとおり、気温はそこまで低くはないものの、風が強くて寒い。シャトルバスに乗ってレンタカー会社に行き、法律上の決まりで私たちが取り付けなければならないというチャイルドシートを試行錯誤の果てに取り付け、こちらに来てから初めてとなる車の運転で、この広大な大地を移動する旅が始まった。

おっかなびっくり運転を始めつつ、AT車なので感覚がすぐに戻ってくる。制限速度がだいぶ大きな数字になっているのと、ランダバウトと、右側通行に戸惑いを感じつつも、順調に移動を開始。なかなか旅程がうまくなかったためスーパーでお昼を調達し、移動しながら食べる。スーパーでは、近所にあったアイスランド食材店で見かけたおいしいチーズやらビールやら、試してみたかったパンやら魚があってテンションが上がる。

今日はまず大地の裂け目へ。寒い風のふくなか歩き回り、ビジターセンターで休憩しつつ、雨が降ってきたのもあって退散。駐車場はカメラでナンバーが見られており、無人の機械でナンバーを入力して料金を払う形式。電子化が進んでいる。また車に乗って、途中見えた教会に立ち寄ったりしつつ、街をひとつ越えて、スーパーに寄って夕食を調達し、宿泊地へ。ゲストハウスと名前がついているだけあって普通の民家で、おじいちゃんおばあちゃんがオーナーをしている。宿泊客は私たちだけで、のびのび使う。朝早かったことと時差もあって、もうだいぶ時間が経っているような気になる。ささやかな夜ごはんを作り食べるとすぐにお腹いっぱいになってしまう。すぐにみんな眠ってしまった。

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