よるのおわり

日々を愛でる

窓の展示

日曜、雪が残っていて寒い。最高気温は-1℃。風も吹いているので体感気温はさらに下がる。この日は、以前なにかでたまたま見つけた窓の展示を観に行くことに。アクセスの悪いところにあり、まずはメトロに乗って近くの駅まで。道すがら、気になっていたカフェに立ち寄り、コーヒーとクロワッサンで暖まる。珍しくデカフェの豆があり、それも購入。次はバスに乗り、30分ほど北のほうに行って降りる。電車の路線からはなれたあたりはあまり来ないので、見慣れない風景がなにやら楽しい。バス停から展示場まで行く10分くらいのあいだに体は冷え切る。寒い。

 

展示は企業の社会貢献部門のようなところがやっており、人が少ないわりに内容はとても充実していた。窓の歴史、テクノロジー、窓と切っても切れないガラスの製法、インスタレーションなどなど。Lが退屈してしまってかなわなかったけれど、細かい解説もきちんと見たら1日潰れてしまう感じだった。この会社の財団が運営している研究助成に以前申請したことがあり、それは通らなかったけれど、そんなこともあってどこか親近感を感じた。
奥のほうには日本の窓のプロジェクトに関する展示があり、栗林公園掬月亭、東京の建築、藍染工房の窓など、この異国の地でこんなものが見られるのかとなにやら感慨深いものがあった。ライブラリーに収蔵されている書籍もおもしろく、いろいろ見入ってしまった。


カフェなどはないかなと諦めていたけれど、モバイルペイでコーヒーやクッキーを買えるところがあり、コーヒーやホットココアと、持ってきた簡単なお弁当をあわせて食べてくつろいだ。人が少なくてゆっくり見られるのも良い。

 

帰りは、ハイウェイを通る少し速いバスに乗り、中心地でタコを買って帰り、夕食はたこ焼きになった。ホットワインも出し、体を温めた。

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