よるのおわり

日々を愛でる

ユラン南西部紀行4-5日目

朝ごはんを食べて、ホストの夫婦とまたおしゃべりをしたあとでさよならを言い、出発。電車も車も同じような農地のなかを通っていくけれど、車の通る道は人の通る道であり、生活の雰囲気や人の気配があって楽しい。そんな朝の人の少ない農地の中を抜けて、高速な道路を走り、空港に到着。よくわからないままに車を返却し、バスに乗ってテーマパークへ。博物館かと最初は思っており、苦手なテーマパークだったと知ってがっかり。落ち込んでいたけれど、Lがひとり高々とレゴを積み上げて遊んでいるのを見てなにやら元気づけられる。あちこち回って、夕方前に出てくる。
バスに乗って駅に移動し、電車に乗ってもうひとつ東の島まで。ここには以前来たことがあるので勝手がわかる。駅を出て街を行き、すてきなホテルに投宿。歴史のあるホテル、広い部屋、バスタブ、ローカル放送の映るテレビ、すばらしい。一休みしたあと、近くのアジアレストランでタイとベトナム料理をテイクアウトし、お部屋で食べ、お風呂に入り、だらだらとテレビを見て寝た。

翌朝は朝風呂を楽しみ、朝食。思いのほか豪華でおいしく、満足度が高かった。部屋に戻ると、Lは普段見ないテレビに釘付けとなる。ゆっくり支度をして出発し、公園で今度こそシャボン玉をして遊ぶ。池の上をポヨンポヨンと滑っていくのがおもしろい。その後、カエルのスイレンの葉っぱを渡る遊具に移動して遊ぶ。公園を出て、かつて紡績工場だった美術館へ。以前もきたけれど展示がほぼすべて変わっていて、以前と同じくとても見応えがあり、時間があれば1日観ていられたかも。昼過ぎに早々に出て、フードマーケットにて友人たちとお昼。休日の過ごし方には本当に個人差があるなと思う。
子供たちがダメになってしまった頃に解散し、ホテルで荷物を回収して再び戻ってきて、珍しく工事で電車がなくなっているところを代替輸送のバスに乗って出発した。Lは眠り、車内は暖かく、揺れは心地よい。終点で降り、電車に乗り換えて、中心部まで戻ってきたあと、メトロに乗り換えて家に帰ってきた。その夜はみんなぐっすり眠った。楽しい旅行だった。

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