よるのおわり

日々を愛でる

雑然とした家

日本の家は家具などを自分で揃える仕様のため、狭い家のなかは雑然としてくる。狭い家のなかでモノに囲まれていると、居心地の良さに包まれているような気持ちになるときもある。たまには、ごみごみしていて嫌になるときもある。
冬の晴れた日の日照時間の長さにはさすがだなと思わせるものがあり、東に向いた和室はぽかぽかしてくる。しかし陽が沈むとその温かさはすぐに消えていき、雑然としたモノたちが冷たさを放ってくるのだった。