ひさびさの旅行。秩父のほうに住む友人を訪ねに。お互い不安定な身分なので、タイミングの良いときをみつけて会っておかないと、次にはいつどこで会えるかわからない。朝早く家を出て、車を走らせて数時間。暑さは変わらないけれど、緑豊かで川の流れのきれいなところ。
合流の前に白亜紀の岩を見に行き、お昼に農家風のすてきなお店で夏野菜のおいしいピザを食べ、穴場の川に案内してもらって遊んだ。川は木陰になって涼しく、透明な水に足を浸してじゃぶじゃぶやっていると時間があっという間に経つ。水着を持ってこなかったのが本当に悔やまれる。
夕方まで遊んで解散し、レトロな旅館へ。スーパーで買い出しをして、隣の台湾料理屋(本格的でボリュームたっぷりでおいしかった)でテイクアウトをして、和室でくつろぎながら夕飯。温泉にも入る。
翌日は名所をいくつか周り、江戸時代の屋敷を見たりして、すてきなカフェでおいしいお昼。かき氷屋にものすごい行列ができているのを恨めしく眺めつつ、アウトドアショップをひやかしたりして昼過ぎに帰路につく。
途中の道の駅で野菜などを買い込み、高速に乗って、家にたどりついたのはもう夕方。そうめんを茹でて食べた。
高速のトンネルのなかでは真っ暗なところに、隣の車線のトラックのライトや、道端についているライトが光速で後ろに飛び去っていき、マリオカートのようでちょっと怖かった。暗かったのはサングラスをかけていたためと気づいて外すと、一気に明るくなり、怖さはなくなったかわりに非日常感もなくなった。