よるのおわり

日々を愛でる

クリスマスの中心部

朝からプールに行こうということになり、家の近くのところへ。バスを待っていると、向こうから来た人に、「今日はこのバス停にバスは来ないからいくつか先に行かないと乗れないよ」ということを言われる。忠告にしたがって歩き出し、たしかにバスは来ないのに電光表示だけ変わっている (いくつもバスがやってきて出発していったことになっている) のを見る。お知らせくらい出しておいてくれないだろうか。でも、この国で1年以上暮らしていれば、こういうこともまあ起こるよね……と驚かなくなる。

寒い冬の風が吹くなかをけっこう歩かなければならないようだったので、予定を変更して、いつも行くすこし離れたプールへ。相変わらず水は冷たくて、節電のために例年より1-2℃さらに下がっているらしい。サウナも停止している。LとRがやってくるのを待つあいだにだいぶ泳げてしまい、来たところで交代。Lは水に入るのを嫌がりガタガタ震えているので、一緒に出てロビーで暖まりながらRを待つことになる。自分からプールに行きたいと言っていたのではなかったか。まあいいや。ロビーにてリンゴやバナナを与える。

昼前に帰り、家でお昼を作って食べた後、今度は街の中心部に出かける。クリスマス商戦まっさかりで、アドベントカレンダーのほかに各種きれいな飾りなんかが見事に置かれていて、見ているだけで楽しい。広場にはクリスマスマーケットができていて人が大勢いる。道端で売っているアーモンドのカラメリゼがいい匂いで、去年からいちど食べてみたかったのもあり、並んでいるところで購入。ほんのり暖かいカリカリのアーモンドは非常においしい。紙袋にざらざらと入れてくれるのも楽しい。とはいえ、材料費は安そうだし量もそこまでではないし、利益率は高いだろうな……。(お祭り気分の食べ物ってなんでもそうかもしれない)

あっというまに夕方になって、空もあっというまに暗くなり、ベビーカーで眠ってしまったLを押して家に帰ってきた。