よるのおわり

日々を愛でる

こまごまと働く

土曜、大学で実験をすこししかけたあと、餅つきのお手伝いに。湖沿いを散歩すると気持ちがいい。会場は教会で、久々にあちこち気を配ってかけまわる。しばらくこういうことをやっていなかったし、楽しい。そして、人の性格や特徴はさまざまだなということを思う。餅つき機のスペアを取りに行くために車に同乗させてもらい、さっき歩いた湖沿いを暖かい車の中からぬくぬくと、行き帰りの2回、飽きもせずに眺める。お餅もおいしく、みかんもおいしく、なにやら充実した気分になった。

その夜、R不在の日を1日勘違いしていたことに気づき、翌日は大学に行って実験をさせてもらうことに。

 

日曜、朝8時半から夜の9時半まで。実験でこんなにがんばったのもひさびさ。途中失敗などもしたけれど、なんとかリカバーして、日付の変わらないうちに帰れる。朝の2時まで実験をやっていた5年前のことをすこし思い出したりもする。できることならああいう無理はしなくてもいいや、と思うような歳になってしまった…

日曜の夜の中心部にはほとんど人がおらず、雨の降って濡れた道路に街の灯りが反射し、どこか霞がかった空気にやさしく夜が映る。そしてそこまで寒くない。こういうときには、乾燥して風が吹いて身を切るように寒いか、今夜のように湿って暖かくて雨に濡れているのか、どっちがいいかなと考える。……湯船に浸かれるお風呂があるならいくら寒くてもいいけど、ないなら暖かいほうがいいな。

 

日本だと22時はまだ夜の始まりくらいの雰囲気だよなと思い出して、不思議な気分になる。家に帰ってからも、こんな文章を入力しながらうだうだしているのだけれど、やらねばならないことはどんどん積み上がっていくし、明日も早くから実験を始めなければならないのだった。

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