よるのおわり

日々を愛でる

春の気配

土日はお仕事の日として、日曜は大学に行き、まるまる作業。結婚するまでは年中無休でやっていたけれど、それは長期的に見て効率が悪いし、休むときにはきちんと休むことが大切だと思うようになっている。とはいえ久々に休日仕事をすればそれはそれで楽しい。一方では、子育てにかかる時間をもっと研究に充てて思いっきりやりたいという気持ちもある。
この1日で、Rの大きなサポートのおかげもあり、アカウントを作って放置状態だったサーバーの計算リソースについて、環境を整えてデータを上げて解析を走らせるところまでできた。こういう、重要だけれど緊急ではないようなことを進めるのに休日仕事は適していると思う。それと、早くかたをつけたい仕事ふたつも終わらせた。早く、こちらに来ている本当の目的の仕事に全力を出したい。
昼前には駅前のホテルにて食品廃棄の受け取りに。空気は冷たいけれど、晴れて、植物園にはかしこで花が芽吹いており、春の気配を感じる。ホテルは最上階がレストラン兼受付になっており、景色が良い。待っているあいだ置いてあった本を読んでいると予想以上に好みにばっちり適合。なんでもない静かな風景を切り取った感じ。2冊。他の本も見てみたかったけれど、廃棄がやってきて受け取り、大学まで戻る。
RとLはコペンハーゲンでナンバー1と噂の高いfastelavnsbolleを購入するために並んでいるらしく、そのあと大学に来るらしい。ちょうど廃棄もあって良いタイミング。昼過ぎにやってきたふたりと一緒にお昼を食べ、デザートにfastelavnsbolleを切って食べた (そしてますますfastelavnsbolleの定義がわからなくなった)。午後は引き続きお仕事を進めた。

帰宅後、Rと日本の未来について話をしており、変化の早い現代にあって、日本の硬直的で変わることを拒む姿勢にも、究極的に見ると (たとえばアメリカとヨーロッパが世界戦争を始めるといったようなエクストリームな変化を想定しているけれど…) 良い面があるのかもしれないという話になったりなどした。もちろん、ダイバーシティの排除、化石のような婚姻制度と戸籍制度、一周遅れの人権意識などはすぐにでも変わってほしいところだけれど。。

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