よるのおわり

日々を愛でる

早朝からの帰宅

飛行機はそこそこの埋まり具合で、私の横は3つとも空いていたけれど、手すりが上げられない席だったので横になることはできず。これまでの睡眠不足がどっと押し寄せて、起きていられず、離陸と同時に眠ってしまった。何度か目を覚ましつつ、姿勢を変えたりして、機内が明るくなってきた頃に目を開けると、すでに8時間くらい寝ていた。びっくり。

朝ごはんを食べ、また眠って、起きて本を読んでいたりすると到着。朝4時のヘルシンキには、おそらくいちばん最初に到着したらしく、職員ばかりがスタンバイしているがらんとした空港をすいすい通り抜ける。搭乗口の近くのところが開いたのを見計らって入り、奥まった静かなところでさらに朝ごはんを食べたりしていると、出る頃にはけっこう人でいっぱいになっていた。

次の飛行機も半分くらい眠り、起きたあとは、スウェーデンフィヨルドの半分凍った複雑な地形を眺めた。きれいに晴れてØresundsbronやSaltholmがよく見えるところ、この島は空から見るとこんなに小さく見えるのか…と思いながら窓に貼りついていると、すぐに着陸。外は寒く、吐く息が白かった。空港は香ばしくも甘い匂いがして、どこか慣れた気分になる。

電車に乗って最寄駅に着き、迎えにきてくれたRと落ち合って、昼前に家に着いたのだった。光はすでに春めいており、1ヶ月前には感じられなかった昼間の明るさと暖かさが家を満たしていた。

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