よるのおわり

日々を愛でる

ヤコブセンと宮殿

土曜、街のツアーに参加し、シアターの見学。ヤコブセンの建築で、全体を通じたコンセプトや細部のこだわりなどを楽しむ。天井がガーと開いて陽光が差し込み、鳥の鳴き声なんかも聞こえて大変よろしかった。風に舞う埃が見えた。隣の鹿公園も春爛漫という感じで、今度またしっかり歩きに来たい。
ツアーが終わったあとはビーチに移動してお昼を食べ、お約束の監視塔を見に行くと、先ほどのツアーを企画してくれた人が奥さんと泳いでいた。ひとしきりお話しして別れる。
海岸沿いを南下し、ヤコブセンのデザインしたガソリンスタンドを見る。風が強くて、晴れていても寒い。海は浴場になっていて、小学生くらいの男の子たちが度胸試しの寒中水泳を楽しんでいた。ここでもさっきの人と奥さんに出会う。
その後、内陸に移動し、カフェでひとやすみしたあと、電車に乗って帰ってきた。遅い時刻までだいぶ明るくなっている。

日曜、動物園の隣の宮殿の見学ツアー。キャンセルで空きが出たため参加できることになった。通り道でカフェに入って、ブランチを楽しむ人々の横でおいしいシナモンロールとカフェラテ。カフェを出て宮殿へ。大学主催だったため、友人も参加していた。宮殿は軍や警察が士官学校に使っているようで、いろいろ勇ましい感じの逸話を聞いた。飽きたLは気を引こうと荒れ、しまいには眠ってしまった。
ツアーが終わって、公園を歩き、象の見える日当たりの良い芝生でシートを広げてお昼。象はけっきょく外に出てこなかったけれど、暖かく眩しい環境がすばらしい。
その後街を歩いて発酵食品のお店に行ってヒヨコマメの味噌を購入し、その先のカフェへ。もちもちのデニッシュとカフェラテを堪能。ここも雰囲気がすてき。
そしてもうすこし歩いて、メトロで帰ってきた。家につくと花粉症で鼻水が止まらなくなり、春のぽかぽかとした1日の代償を味わったのだった。

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