よるのおわり

日々を愛でる

中欧紀行

ゆえあってウィーンとブルノに。お仕事のあいまに街を散歩したりした。


ウィーンはさすが王朝のお膝下という感じで、建物が豪奢でルネサンスバロックの絵画がたくさん。驚異の部屋的な、ベゾアールなどの自然物の加工品がいろいろとおもしろい。そしてカフェ文化がすばらしく、おいしいコーヒーやきれいなケーキが至るところにあふれていた。電車のなかでは人々はマスクをしていた。
ブルノへは電車に乗って。長距離を走る電車の移動はいつも良い。食堂車があって期待していたけれど、メニューは貧相で高く、あまり食指が動かなかった。


ブルノの街はほどよくまとまっており、街外れの大学までは歩いて移動。お仕事を終えて帰る際、ワインバーに行こうと思ったものの、目当てのひとつは敷居が高く、もうひとつはパーティーで貸切。みつけたところに入ろうとするとここも貸切で、そのとき出てきたベビーカーを押す男の人が「飲むところ探してる?」「ワインの美味しいところ」「じゃあ案内しよう」とお互いにベビーカーを押しながら街を歩き始めた。最初に連れて行こうとしてくれたのは貸切のところで「え!貸切だったの!?」、次は格式高いところで「あそこも!?」、3番目にお店を教えてくれ、「ありがとう!」とそこを目指して歩き出した。そのお店は英語こそあまり通じなかったものの居心地がよく、ワインもおつまみもなかなかおいしかった。翌日は帰るまでの時間に急いでメンデル博物館に行った。修道院のほうはガイドツアーを事前に予約しないと見られないようで残念。展示はけっこう細かい内容だった。


そんなこんなで忙しい旅程となった。

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