よるのおわり

日々を愛でる

タルトゥ再び

学会のためエストニアへ。友人を訪ねてすでに2回来たことがあり、今回は3回目。まさかこんなに来ることがあるとは。不思議なものである。
前はどちらも冬で、今回は夏なのが大きな違い。電車に乗ってタルトゥに着くころにはもう夜中で、Boltに乗ってアパートまで。ベッドがやや狭く、寝相の悪いLに邪魔されてよく眠れず。
学会会場は歩ける距離で、以前も来てすばらしく良かった国立博物館。学会は、最先端の知見が聞けてどれも興味深いけれどユーロセントリックな雰囲気に満ちていて、前回参加したときもアンビバレントな気持ちになった。今回はデンマークでの在外研究のあいだにだいぶ知り合いが増えていて、楽しかった反面、自分もこのユーロセントリックなネットワークのなかに埋め込まれたのだなということを思ったりもする。託児はとても優しく丁寧なもので、Lもそれなりに楽しんでくれた様子。博物館のカフェがとてもおいしいこともあり、お昼のごはんはいずれもすばらしかった。夜はスーパーで食材を購入し、デンマークにはないおいしいもの(キュウリの漬け物、クリームチーズのデザート、はちみつケーキ、細いサラミ、クワス、などなど)をたんまり食べた。
冬には閉まっていた植物園にも入ることができ、友人にも久々に会うことができ、いろいろ満足。
帰りはなぜかラトヴィア経由の大変な旅程だったけれど、夜に帰ってきて、昼ごはん用に買ったケバブを食べ、早々に寝た。

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