よるのおわり

日々を愛でる

暑さの違い

こんなに暑いのに昼休みに外でサッカーをしている人の気がしれない、と同僚が言っていたけれど、私はたぶんその「知れない」側にいる。暑いほど外を出歩きたくなるし、太陽の力が強いほど自転車に乗りたくなる。暑くて体中の血が沸騰しそうになると、ほかの何かでは替えがたいくらい生きているという感じがしてくるし、活動が終わってシャワーを浴びたり冷たい水を飲んだりするときの快感もやめられない。

思うに、高校と大学でバドミントンをしていたときに、こういう嗜好が醸成されたような気がする。風が入るとシャトルが流されるため、締め切った体育館で全力で動くので、とにかく湿度が高くなり、汗をかいても乾かないような感じになる。(そのため体育館のなかで活動するほかの部活からは嫌がられていたようだった)

自転車に乗りはじめて、こちらの暑さは太陽に照りつけられる乾いた暑さだなあと思った。太陽とともにある感じが快くて、こちらのほうが好きだ。(相手がいないとできないバドミントンと違って、ひとりでどこまでも行ける自転車の気ままさに惹かれているからそう思うのかもしれないけれど)