よるのおわり

日々を愛でる

2021-01-01から1年間の記事一覧

猫の手の散歩

少し前のことも。 朝出かけて古い都に行くも、朝ごはんどころはどこも行列。しかし空いていたコメダでおいしいごはんとゆったりした雰囲気を堪能。北のほうへ移動し、素敵な雰囲気のコーヒー屋を冷やかしたのち、お寺へ。お庭がすてき。そのまま山のほうへ行…

夏の暑さの休日の散歩

朝に電車に乗って古い都へ。朝ごはんの食べられるお店はどこも混んでいるので、コメダへ。雰囲気がすばらしい。味も良い。文句なし。 その後、人の往来が活発化しはじめた街を横切り、コーヒー豆を買ったり、街中に現地保存された遺跡を見たりしながら、暑さ…

植物展

打ち合わせのため都内へ。少し涼しいので助かる。数日前から出ていたRとお昼に落ち合い、ビリヤニを食べに行こうとしたら臨時休業。その足できちんとしたハンバーガー屋に向かい、ものすごく久しぶりに堪能。 打ち合わせをして、終わり、その後上野公園まで…

土日に職場

2週連続で週末に職場へ。立地のためか夏の快晴のためか、どことなくピクニック気分。Lが一緒のため実際に仕事はそこまでできなくて、モノを取ってきたり翌週の準備をしたりするくらい。前週は山の下の中華料理、次週は買ってきたパンでお昼。人の少ない、非…

ぐっすり眠った

ずっと雨だったのだけれど、西のほうでは総じてさわやかな気分だった。 まず、住んでいたときも感じていたけれど、街の雰囲気が違う。こちらのほうはあくせくしてぎすぎすして空疎な感じだけれど、あちらのほうは、なんというか、余裕があるように思う。スマ…

雨の古い街

現場に行かねばならない仕事のため、前住んでいた街にやってくる。ここに最後に来たのは、引っ越しをして南の島に行くときだったはずなので、もう3年以上ぶりになるのか。なんてこった。 ゆっくりした電車に乗ってそちらに向かうにつれて、雨が降ってくる。…

夏の地下鉄

夏の地下鉄が好きかもしれない。丸ノ内線のような華やかなところでは、いかにも夏だ、という感じのうきうきする感じがある。 でも、さびれた感じの、ホームにしたたる水に鉄の匂いがしそうな線にも、また別の良さがある。ざらざらした白色の蛍光灯が車内の光…

雨の日、日帰り

Lが風邪気味だったため急遽予定を変更し、朝早く起きてひとりで出かける。都心を通り抜けて北のほうへ。大学院時代にはこのあたりによく来ていたけれど、もはやだいぶ久しぶりになっている。霧のような雨があたりを覆うなかで、雨の気配なんかまったく届かな…

疲弊

6月の前半くらいから、余裕がなく、疲れ切っており、いらいらしている。本を読んでも文字が頭のなかで意味を形作らず、仕事にとりかかろうとすると気が重くなり、料理をする気力もあまりない。あらためて書き出してみると、これはけっこうまずい状態だな……。…

偶然に生じる穏やかな時間

偶然に生じる(偶然というところが大事である)ゆったりした穏やかな時間というものがある。非常勤講師が今年はオンラインに移行したのだけれど、標本を見ながら授業をする回だけ対面とし、今年初めて(最初で最後)そちらのキャンパスに出向いた。前後の都…

水出し

すこし前まではコーヒーをゴリゴリやって飲むのが良い息抜きになっていたけれど、最近は冷たいお茶がおいしい。紅茶とか中国茶とかのティーバッグがごちゃごちゃとあるのから取ってきて、使い終わったペットボトルなんかに入れて水出ししている。 フレーバー…

雨を歩く

北の国にLをつれていく手続きをしに電車に乗って出かける。近くの場所を選んだけれど、あいにくの雨。風も強い。順調に書類を受け取り、お昼を食べに移動。前から行きたかった南インド料理のお店へ。開店時間まで近くの酒屋などを物色。お昼はビリヤニとカレ…

平日の都心

北の国に行くための手続きをしに電車に乗って出かける。数年前のときは渋谷の大使館だったけれど、今回は民間の委託業者になっている。入念に準備をしていったおかげですらすらと終わり、さわやかに晴れた都心でふわふわしたような時間が得られる。ビルの裏…

捻挫

雨の日に大学に泊まって夜間に実験をしたりする。マスクをしていると気づかないのだけれど、特に雨が降っていると、ここは森の匂いがする。夕方になると小ぶりになってきて、濃紺の霞んだ空気を通して、遠くのほうに街の灯がぼわぼわとオレンジに光っている…

トルティーヤとバク

夕食にトルティーヤを準備したものの、サルサソースがもうほとんど残っていなかったことに食べ始めてから気づく。サルサソースのないトルティーヤなんてあってはならない。代わりになにかかけられないかなと考えを巡らせていると、そういえばRがペルーで買っ…

お寺にふらり

前半のハイキングコースを歩いて古い街並みに出たあと、ふと立ち寄ったお寺で結婚式をしていた。お色直しを終えた頃と思しき新郎新婦が、5月のさわやかな陽の下で、会場になっている大きな建物に移動しているところだった。後半のほうのハイキングコースの入…

山越え

近所の山を越えて歩いた。 初日は切り通しを抜けて、海の近くへ。まさか本当に家から徒歩でここまで行けるとは知らず、びっくり。もっと先まで行けたけれど、今日のところはここで終わりにしておく。電車で帰る。脚がくたくたですこしだけ筋肉痛になる。 日…

自転車の整備

自転車の整備をした。本当はGW中にやりたかったけれど、思いつくのが遅く、整備に必要な物品が届いたのは連休明けだった。 全体についた汚れをウエスで拭き、スプロケットを外してゴシゴシ洗い、ディレイラーとクランクもきれいにした。チェーンは新しいもの…

さよなら南の島

仕事のため、以前暮らしていた南の島へ。 こんなご時世ではあるけれど、どうしてもその場で顔をつきあわせて資料を確かめなければ解決できない問題というものもあって。Rも別件でやはりその場に行かなければならない用事があり、Lも含めみんなで行った。空港…

買い替え

スマートフォンを買い替えた。 今まで使っていたのは2016年の11月にマレーシアで購入したSIMフリーのもの。最近のスマートフォンはどんどん大型化していて、これくらい小さいのでもっと新しいのが出ないかなと思っていたけれど、なかなか出てこないのでもう…

近況

政府というか与党のCOVID-19対策やらオリンピック政策やらそのほかいろいろがあまりにひどくて、ニュースやTwitterを開くと憤りや諦めや悲しみやがふつふつと溜まっていくため、最近はここもご無沙汰になっている。金と利権の亡者たちが支配する底の抜けた船…

遠い電話

居住許可のことで北の国に国際電話をかける。ウェブフォームの問い合わせからは待てど暮らせど返事が来ず、いろいろなスケジュールが差し迫ってきたので強硬手段に出た。 英語のアナウンスが数字のボタンを押すように言うけれど、肝心の数字の部分が聞き取れ…

夜の散歩

夕暮れの街をさまよっていたら、公園のなかに大きな池が現れた。金網で囲われており、野鳥の生息地になっているらしく、観察所があった。そのすぐ脇にはオートロックで全体的に背の低い高級そうなマンションがあった。その後、現実感の麻痺しそうな丘陵地の…

春の桜

最近あまり文章を書けないフェーズに入っている。どういう種類の余裕かはわからないけれど、余裕がないのかも。お仕事のほうもちょっとスランプ気味。でもこういうスランプのときにも低空飛行で仕事をつづけるスキルみたいなものは、昔に比べて向上している…

春に半分足を突っ込んでいる

季節がだんだんやさしいほうに動いていっていると感じる。 ああ冬だなあと思ったのは12月くらいで、それは、寒さのせいではなく、日照時間が短くなったためにそう思ったのだという気がする。あの頃は帰るときに自転車の灯りをつけていて、とっぷり暮れたなか…

廃車と電動ミル

焦燥感があって最近あんまり文章が書けない。ので、箇条書きで最近のできごとを、と思ったけれど、書き始めたら意外と書けるものだ。 南の島から乗ってきた車にいろいろがたが来て廃車となった。故障したところを直して少ししたらまた止まり、直しても直して…

花粉症はじまり

夜中に喉が乾燥し、眠りが浅くなって朝早くに目覚めてしまう。そのため日中に頭が痛くなることがあって。ここ数日続くこれは、Lが風邪をひき、それがうつったのかと思っていたけれど、どうやら花粉症の症状であるらしい。毎年こういう数日があって、しばらく…

何かを失う薬

市販薬の花粉症の薬がどうも体にあわず、服用をやめたところ快調になった。数年来ずっとこの薬を飲んでいたのだけれど、今年はなぜか精神薬っぽい副作用がはっきり現れて、気分がダウナーになって何をするのもほんのりとだるくなった。薬の服用をやめると今…

砂肝の石

電車に乗って海の方におでかけ。途中の駅で持ち帰りのお寿司を購入。降りて線路沿いを歩くけれど、風が強くて本当に寒い。良さそうな公園があり、池のほとりに空いたひなたのベンチで弁当を広げる。温かいお湯を持ってきたのでインスタントのワンタンスープ…

携帯電話を持つのをやめたときの話

私が大学生だった頃、スマートフォンなどはまだ一般に普及していなくて (修士の1年にとある外資系企業の就活インターンに行って、その先で社員さんが第一世代のiPhoneを使っていたのを見て、こんな携帯電話があるんだ、と驚いたのがスマートフォンとの初めて…